情報商材(アフィリエイト)を検証!債務整理や詐欺被害の返金方法も解説

副業としても大人気のアフィリエイト。しかし全くの初心者ではどうやって稼いだらいいかわかりません。そのため、アフィリエイトに関する情報商材が無数に販売されていますが、どんな商材があるのか?またどのポイントを重視して情報商材を購入したらいいかについて説明した記事になります。

情報商材にまつわる疑問や、情報商材詐欺の手口や見分け方が知りたい方は「情報商材詐欺にあった!?と思った際に今すぐ取るべき行動」も合わせてチェックしてください。

アフィリエイトとは

アフィリエイトは、ブログやメールなどに広告を掲載し、訪問したユーザーの行動によって報酬が発生するシステムです。報酬が発生する条件は大きく分けると3つあります。

クリック保証型

クリック保証というのは、ブログやサイトに訪問したユーザーが記事に貼り付けている広告バナーやリンクをクリックして広告掲載サイトに移動することによって報酬が発生するシステムです。ユーザーがクリックするだけで報酬が入るのですが、単価は押しなべて低く1クリック1円~数十円という案件が多いのが現実です。

クリック保証で収入を上げているアフィリエイターの多くは、他の広告よりも報酬が圧倒的に高いアドセンスというGoogleが提供している広告を掲載していますが、アドセンスの審査が厳しいため、完全な初心者では審査をクリアできない場合が多いです。

また、ユーザーは一定の割合でクリックするので、訪問数が多ければ収入が増えますが、訪問数の少ないブログやサイトではほとんど稼ぐことができません。

インプレッション型

クリック保証型とは違い、記事に掲載されている広告がスマホやPCの画面に表示されただけで広告報酬が手に入るアフィリエイトです。とにかく訪問者が来てくれれば報酬が発生するので、アフィリエイトの中でも一番報酬の発生率が高いものではありますが、インプレッション型の多くは、広告の提供主によってサイトやブログを審査することが多く、広告を掲載してもメリットがないと判断される場合も多いです。

インプレッション型の広告で一番稼げるのは、YouTubeで動画視聴する際に表示される広告動画です。動画の視聴数が広告報酬に比例して反映されるので、視聴数が多いyoutuberの多くはこの広告報酬だけで数千万~数億円の報酬を稼ぐと言われています。

成果報酬型

アフィリエイトの手順は、クリック保証型などと同様で、サイトやブログに広告バナーやリンクを貼るものになりますが、報酬の発生条件が違います。

成果報酬型の場合はクリックされただけでは報酬にならず、移動した先のサイトで商品を購入したり、会員登録をしたりすることで報酬が発生するシステムになります。

 

情報商材(アフィリエイト)の特徴

アフィリエイトの情報商材にはどのようなものがあるのか紹介します。

集客やサイト作成のノウハウ

アフィリエイトで稼ぎたいけれども、サイトの作成の仕方や稼ぎ方がわからない人のために、収入の発生を目標としたサイトの作成の手順をノウハウ化した商材です。

書店などでもホームページの作り方という書籍が販売されていますが、アフィリエイトで稼ぐ場合、Googleのアップデートなどで、サイトが表示される基準などがリアルタイムで変化しており、古い情報では全く役に立たないということから、最新情報を掲載した情報商材で
勉強した方がいいという考え方もあります。

サイト作成補助ツール

クリックく保証型でよく使われていたのが、サイトを複数作成して訪問者の総数を上げるといった手法でした。
自分でサイトを作成する場合、初心者ならば一つのサイトで1ヶ月程度かかる可能性があるため、一気に複数のサイトを作るというのは無理があります。

自動でサイトを複製することで、一気に数百のサイトを所持することが可能で訪問者の数を増大させることで収入を増やすことができますが、近年のGoogleアップデートで複製されたサイトは検索結果に表示されなくなってしまい、以前のように大きな収入を狙うことができなくなっているのが現実です。

集客用ツール

サイトに訪れるユーザーを増やすためには、サイトのパワーを上げる必要があります。その方法の一つが別のサイトからリンクを受ける方法「被リンク」が重要であるということは今でも変わりません。

集客用ツールとして情報商材で販売されているものは、自動で被リンクを獲得してサイトのパワーをアップし、集客の増大を目標としています。

セミナー

アフィリエイトの情報商材の中でも高額で販売されているのがセミナーや塾の参加権の販売です。

セミナーや塾では、サイト作成のノウハウや集客のノウハウなどを教えてもらうので、ノウハウ系の情報商材と変わらないのでは?と思われる方も多いと思いますが、セミナーや高額塾の本当の目的は、稼げるサイトを作成するというよりも、実際に稼いでいる人とのつながりを作るという目的が大きいです。

そのため、合宿形式のセミナーやセミナー後の会食などが頻繁に行われ、主催者との交流や参加者同士の交流が盛んに行われています。

 

アフィリエイトで優良・詐欺情報商材の検証方法

 

その情報は今でも通用するのか?

かつては多くの検索サイトがあり、当時最大手であったYahooでも検索シェアは半数に達するのがやっとという状況でした。しかし、近年の検索シェアは8割がGoogle検索といった現状になっています。

検索シェアが2位であるYahooも独自の検索アルゴリズムの仕様をやめてしまい、Googleの検索アルゴリズムを共用させてもらっているのが現状です。

そのため、サイトを作ってもGoogleに評価してもらえなければ訪問者が増えることはありません。アフィリエイトを成功させるにはGoogleの評価が絶対条件となっています。

そのGoogleの評価基準というものは、定期的なアップデートや突然のアルゴリズム変更でリアルタイムに変化していきます。半年前には上位に表示されていて、アフィリエイト収入が100万円あったのに、現在はほぼ収入が無いということも全く珍しいことではなくなりました。

販売されている情報商材のノウハウが古いものであれば、購入しても全く役に立たないというケースが考えられますので、古い情報が掲載されているノウハウではなく、最新情報にアップデートされている商材を選ぶことは成功のためには絶対条件となります。

販売者の信頼性

アフィリエイト系の商材の特徴は企業が販売するのではなく、個人が販売している例が多いということです。

今までに成功を収めた人や、過去に開いたセミナーの参加者の実績が高い人の商材の人気が高いです。

当然、実績が高い人の情報商材を購入する方が成功する可能性は高くなりますが、問題があるのも事実です。

実績についてはいくらでも自演自作ができてしまうということです。Amazonなどの商品レビューでも同様ですが、ひとつのサイトに掲載されているレビューだけを 信用して購入するのは危険です。

本当に販売者に実績があるかどうかは、自分で販売者の名前などでネット検索をして、複数の記事やサイトで確認することが必要になります。

過去に似たような商材を販売していないか?

過去に実績がある販売者の商品を購入しても、全く稼ぐことができないことも少なくありません。

その理由は様々で、販売者が要求していることが実践できないという自分自身に問題があることもありますが、最初から購入者を騙す目的で販売された商品であれば、どんなに頑張っても稼ぐことはできないでしょう。

情報商材の返金請求で多いのは、同じような商材の名前を変えて何度も販売をし直しているものです。

昔は本当に実績があった販売者であっても、その情報が古くなって今では通用しないものである場合があり、その場合新しい商材を作り直すのではなく、商材名や販売サイトを刷新して同じ内容の商品を販売しているケースが非常に多く見られます。

情報商材を購入する場合は、その販売者が過去に販売している商品の内容と、自分が購入しようとしている商品の内容のどこが違うのか確認しなければなりません。

似たような商材を何度も名前を変えるだけで販売しているようならば騙されてしまう可能性はかなり高くなると言えるでしょう。

過度の期待はしない

アフィリエイト市場は年々大きくなっているものの、企業などが参入するケースが増えているので、個人で大きく稼ぐのは非常に難しくなっているという現実があります。

また需要と供給のバランスがあるので、どんなに優れたサイトを作っても売上が右肩上がりに伸びるというものではありません。今まで誰も手をつけていなかった海外などで市場を開拓するならば希望はありますが、日本国内で新規に開拓できる市場は残っていないでしょう。

そのため、毎月1000万円稼いでいた販売者と同じ手法を使っても同等の金額を稼ぐのは無理だと考えた方がいいかもしれません。

大金を稼ぐことができるという誇大広告を鵜呑みにせずに、自分がどのくらい稼ぎたいのか、そして現状で稼げる可能性がある金額はどのくらいなのか調査してみてから商品を購入するのがいいでしょう。

楽して稼げるアフィリエイトはない

アフィリエイトで稼いでいる人は、サイトの作成などに相当の時間を費やしています。半年以上も収益が出ないということも全く珍しくありません。

何も知識がない状態からスタートして、楽な作業で大金を稼げるというほど現実は甘くありません。

稼ぐためには自分の努力が絶対に必要になるので、情報商材を購入するときは、自分の努力だけでは補えないものや自分の弱点を埋めるために利用するという感が方が一番いいと思います。

アフィリエイト情報商材詐欺の返金方法

クーリングオフ

アフィリエイトの情報商材は通常PDF形式のファイルを通信販売で購入します。通信販売はクーリングオフの対象外になるので、購入してすぐにキャンセルや返品を申し込んでも対応してもらえないことがほとんどです。

副業情報商材詐欺でクーリングオフは対象外!?可能な事例と返金方法を解説

弁護士事務所

クーリングオフが適用されなくても、販売者側が明かに購入者を騙す目的で商品を宣伝していた場合は、集団訴訟や民事訴訟などで返金の請求が成功しているケースも多いです。

弁護士費用がかかるのがネックになりますが、被害額が大金になる場合は弁護士費用を支払ってでも取り戻した方がいいと思いますので、無料相談などで返金請求の成功可能性や弁護士費用について確認してみるのがいいでしょう。

借金を抱えている方は債務整理も検討してみてください

借金を返済するために、今の給料では厳しい。
また、早く借金を返済したいからもっと稼いで返済に回したいと考えて副業でアフィリエイトを考えている人も多いと思います。

副業で収入を増やして返済に回すという考えは非常にいいと思いますが、一つだけ問題点があります。アフィリエイトの場合は、収入が発生するまでかなりの時間がかかるケースが多いということです。

半年で稼げればまだ早い方で、サイトの規模や狙ったキーワードが大きいものであれば1年以上かかることもあります。収入が発生するまでの間、借金の利子はどんどんふくれあがってしまいますので、収入が発生するまでの間を利用して債務整理で借金を減額するという方法がおすすめです。

減額ができれば、収入が発生したあとすぐに完済してしまうこともできますし、その後は借金返済ではなく、自分のためにお金を使ったり、貯金をすることができます。

自分の借金がどのくらい減額になるのか一度債務整理シミュレーターで確認して、今とは違う前向きな未来に向かってください。

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執筆者情報

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菅原マメオ 30代。東京都在住。 元情報商材コレクター。 元悪徳商材被害者。 被害金額は1,000万円以上…   情報商材レビュー専門家となる。 2013年末ごろからレビューし始めた 情報商材レビューのパイオニア。  

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